夜更かし生徒会長
今日も起きてる夜中の三時
みんなはわたしのことを
優等生の目でみてるけど
わたしだって言えないことがあるの
闇だって深いの
光より好きなの
先生にみせる自分は
なんだか嘘っぽくて
あなたにしかみせない
暗い部分が好きなの
希望や夢のタイトルでスピーチしたの
舞台袖で笑っちゃって
みんながみんな叶うわけないじゃない
冷たく醒めてる酔いしれてる
あなたを強く抱き締めながら
わたしは生徒会長の座も
あなたも手に入れたから
もうなにもいらないの
毎日起きてる深夜の三時
今日は表彰状をもらった
ビリッと破いてゴミ箱に捨てた
あなたの写真をずっと見てる
布団にうずくまって
何もない世界を愉しむの
テレビを観てても笑えない
あなたの笑顔がオカズなの
誰にも言わないで
そう約束してくれるなら
わたしの全てを教えてあげる
でも絶対あなたは失望すると思う
だからわたしは生徒会長になるの
本当はあなたを副会長にして
二人で学校を支配したいの
わたしは生徒会長の座も
あなたも手に入れたから
もうなにもいらないの
わたしは生徒会長の座も
あなたも手に入れたから
もうなにもいらないの
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