クリスマスメリー

あのでっかいツリーの所で待ち合わせ

わたしは白いコートに赤のイヤリング

もう迷わないって決めたの

あなたを前にしたらその決心が

きっと揺らぐわ 

何故ならあなたがわたしの本命だから

街は賑やかでカップルが楽しそうに行き交う

わたしはひとりあなたを待つ

あのでっかいツリーの所で

いよいよあなたがきて

「きみのことが大好きだメリークリスマス」

びっくりしてわたしは言った

「別に好きな人がいるんだ」

なんであんな嘘をついたんだろ

クリスマス メリメリメッリ〜

クリスマス メリメリメッリ〜

もう帰ってこないクリスマス

正月にクリスマスの失態を思い出す

それも詞を書くことを生業にしている

わたしにとっては必要なネタなんだ

仕事と恋愛がごっちゃになる

そんな自分が嫌いになるけど

また思いついたから書きあげる

街を行き交うカップルにはなれないけど

わたしはこれで生きていくって決めたから

本命のあなたとは付き合えないわ

そしたらあなたは言ってくれた

「ずっと待ってるから」

わたしは泣きながら

「無理なんだってば」

なんで嘘ついて生きてくことを選んだんだろ

クリスマス メリメリメッリ〜

クリスマス メリメリメッリ〜

もういいかなあなたで落ち着いても

もっと信じさせてよ

唯一のわたしにとってのサンタさんがあなただと思いたいの

クリスマス メリメリメッリ〜

クリスマス メリメリメッリ〜

大好きなんだよ別れたくなかったの